ハイキーローキー

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くまとやまねこ


絵本「くまとやまねこ」の原画展を観て来ました。
青山ブックセンターの店内の一角での開催でしたが、
美術関連の書籍が置かれている、奥のフロアーに展示されていたので、
静かな空間でゆっくり観賞することができました。

酒井駒子さんの絵が大好きですが、原画を観るのはこれが初めて。
新作絵本「くまとやまねこ」は、ほぼモノトーンで、
子ども向けの絵本の中では珍しいし、
酒井さんの作品の中でもモノクロは初めて観ました。
原画を観て知ったのですが、数カ所あるピンク色の部分は、
印刷で重ねているようで、原画は白と黒のみで描かれていました。
薄い灰色の再生紙に白と黒のクレヨンとアクリルガッシュ。
もしかしたら色鉛筆も。
私が想像出来るのはそれくらいの画材で、
始めにバックを黒で塗っているんだな〜って事くらい。

森に降り注ぐあたたかな光の感じや、
小鳥の羽のやわらかな質感、
やまねこの大事なバイオリン、
出版物でも溜め息が出るほど美しいのですが、
原画はもちろんそれ以上に繊細で、
より深く物語の世界に引き込まれるようでした。
原画を観れたことが幸せです。

とても丁寧で、普遍的なお話。
ワクワクやドキドキはないけれど、
永遠にぶれない大切なものが詰まっている絵本だと思います。
湯本香樹実さんの文と、酒井駒子さんの絵は最強タッグ。

今読んでいる小説は湯本さんの「春のオルガン」。
もちろん装画は酒井さん。
忘れていた感覚をふと思い返せる素敵な物語です。
| アート | 19:15 | comments(0) | - |
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